【保存版!】大人気 Ogawaのヒュッテレーベン 設営の手引き

本記事は2021年に発売され、洗練された美しいフォルムで人気の【Ogawa】オーナーロッジ ヒュッテレーベンの設営についての説明書になります
おおよその組み立て手順はメーカーの取扱説明書で把握していただくことを前提に、各手順の注意点やコツなどを一つずつご紹介します!

ご興味頂けましたらオフラインで読める用記事を保存するのをお勧めします!

ちなみにOgawa公式Youtubeチャンネルの方にも動画ありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

1まずは内容を確認

まずパーツや付属品を確認しましょう
付属品
・ 幕体
・ ポール
・ スチールペグ25本
・ アイアンハンマー
・ ライナーシート(テントの上からの結露を防ぐ布)
・ スタンディングテープ
・ 張綱1.5m2本、2.5m10本

オプション、別売りのもの
・ インナーテント
・ PVCマルチシート(インナーテントの下)
・ 専用マットレス(インナーテントの中)
・ 張り出し用ポール
・ 張り出し用ポールのための張り綱


2設営手順

1スタンディングテープをペグダウン

まずはテントの向きを決めましょう。
テープはグレーと黒の二種類のいろでできてますが、グレーが前後入口になります。

この向きに関しては、あれ、どっちだっけ。となりやすいポイントですね。
グレーが前、黒が横。です。

正方形に張るコツですが、ハトメの部分ではなく正方形の角にあたるリングの部分をもってテープを引っ張りましょう。
テープの角度と位置が決まったら、リング部分を動かないよう抑えつつハトメを45度に伸ばしてペグダウン。
これを繰り返してうまく正方形に張ります。

2メインフレームの組み立て

屋根部のポールから組んでいきます。
赤が真ん中、白と青のジョイントがつくポールがサイドです。

【注意ポイント!:向き】
青と白のジョイント部分に矢印と共にLegと書いてあるはずです!その穴には脚ポールが差さります。

さて屋根が完成したら脚部を組み立てます。
脚のポールは三節からなりますが、フライをかぶせるため一番下はまだ折れたままにしてください

3フライをかぶせる

ライナーシートを屋根のジョイントに取り付けます。

そしてフライを前後正面を確認してからかぶせます。

【設営のコツ!:重いから…】
ポリコットン幕は非常に重いので風下から風上に向かって風をはらませるようにふわっとかぶせましょう。
入口チャック開けるのもありです!

4ひさしを挿して、脚を立ち上げ

フライをかぶせたら屋根の正面からひさしをさしこみます。

立ち上げる脚の順番ですが対角線ではなく必ず片側から立ち上げていきます。

【注意ポイント!:ポールの先!】
フレームの脚ポールの先ですがハトメに差すため細く刺さるような形状をしています。
テント幕体に刺さって穴が開かないように注意して立ち上げましょう。

脚を四隅のハトメに差しこみます。まずはスタンディングテープのハトメに差しこんでから、
幕体からコードで伸びているハトメに差しこみます。

【注意ポイント!:幕体のハトメ】
脚ポールを少し持ち上げて、スタンディングテープのハトメの下に差し込みます。

幕体のコードにはラダーロックコードがついてますので、四隅のコートを締めこみましょう

5サイドポールを挿して、四隅をペグダウン

さて次はサイドポールを立てていきます。
四本のサイドポールをそれぞれ幕体のポケットとハトメに差していきます。
そして四隅のループをペグダウンしてラダーコックを締めて調整します。

【設営のコツ!:しわなくきれいに張るには】
きれいに張れれば床全体が長方形になります。
ループは45度の角度で伸ばしてペグダウンすることでラダーコックで調整しやすくなります。

6サイドポールの立ち上げ

ペグダウンの方法は人それぞれですが、このサイドポールはタープを立てるのと同じように、
ペグの位置を決め打ってから紐を引いポールを立てるのがいいかと。

4本のサイドポールをたちあげたらラダーコックで少しずつ調整していきます。

7スカートとサイドパネルをたてて、強風に備えてテントを補強

サイドスカートは両端の紐がすでに幕体についています。
これをサイドポールを立ち上げる際に打ったペグに通します
スカート中央部分はテント付属のロープのうち1.5mのものを通しペグダウン、長さを調整します。


【設営のコツ!:サイドスカート】
スカートの角度を幕体と一直線にしたいと思い、スカート両端の紐用にペグを4本追加で打ったことがありますが、たった4本ですがペグダウンの量を増やすことはおすすめしません…

正面入り口横のサイドパネルを前に引っ張りペグダウン。

最後に強風に備えて、計8か所自在付きロープを使い補強します。

8EX)ポールを使って後面の張り出し

後面の張り出しに使用するポール、張綱、ペグは付属されていません別売りになります
それぞれのスタイルがありますが、テントと一緒に購入するのがおすすめです。
張り方は何通りかあり、それぞれ試してみて自分の好きなスタイルを見つけて、この最高なテントを楽しみましょう!

よくある質問、Q&Aコーナー

Q)一人でも張れますか?
A)はい、張れます。
ポリコットン幕のため重いですがフライをかぶせるのもコツをつかめば女性一人でも張れる範囲の重さだと思います。

Q)別売りのポールは買ったほうがいいですか?
A)後部張り出し用のポール2本は別売り商品で、無くてもヒュッテレーベンは設営できます。
ただ後部を張り出せるかでレイアウトの幅が大きく広がります。実際に屋根付きの後部を正面とするスタイルは人気の様ですね。テントとセットでの購入をお勧めします。その際必要になるペグとロープも付属しませんので別に用意が必要です。

Q)ペグは何本必要ですか?
24本必要です(別売りポール組み立て分含めず)
(幕体の下4辺スカートがついていて一応ペグ止めたりするようのループがついていますが、ここようのペグも含めていません)
別売りポールを立てるためと予備等も含め筆者はおよそ30本持っていきますね

最後に

新しいテントを買うと設営方法が書いてある取扱説明書がついてきますよね。

あれって説明不足な時もありませんか?組み立てる手順はわかったけどなんかうまく張れない…
白黒写真でよくわからなかったり、ケータイで調べても出てこないこと多いですよね、

新作テントやマイナーなものならなおさら出てきませんから、結局は何回も立てるうちに自分でコツを覚えていくのではないでしょうか。


筆者はその試行錯誤やステップアップもキャンプの醍醐味と考えますが、最後に頼る先として、こんな記事があってもいいのではという思いで書いています。

同時に、購入検討中の方の参考にもなればと思います。


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