Ogawaからアウトドアキャリーが発売されました。
大容量が特徴で色味もOgawaのテントやギアにマッチするサンドベージュになります。
現在さまざまなブランドからキャリーワゴンが販売されていますね。天板をのせてテーブルにできるものや、折りたたむと非常にコンパクトになるものなど。実際に使用してみた、それらと比べていい点、悪い点を順に紹介していきます。
Positive
1深底で、大容量!!
Ogawa製のキャリーワゴンの最大の特徴はサイズにあります。メーカーによると幅98x奥行44x高さ74cmと現在売られているキャリーの中でも最大クラスになります。
これはOgawaから販売されているテントやタープ、テーブルなどがファミリーや大人数向けのサイズの大きいものが多く、それらを積み込めるサイズを考えた際この大きさになったそうです。
底が深く、Colemanの定番ハードクーラーのスチールベルトクーラーも丁度すっぽり入ります。実際にはさらにその上にテントを積み、まだまだ余裕があるのでポールやいすテーブル類その他もろもろ積み込んで問題なく進みます。
耐荷重は80㎏と他社と比べ特出しているわけではないですが実際の使用において不足を感じることはないでしょう。
駐車場からサイトまでの使用に限らず、自宅がマンションの方は1階駐車場までエレベーターを使って荷物を運ぶと思います。荷物の量はそれぞれ違いますが、エレベーターの往復回数を劇的に減らすことができるでしょう。それだけでも買ってよかったと思ってます(笑)
2大きめのタイヤで悪路もすいすい進む!
幅9㎝、タイヤ外径は約21㎝と芝生サイトや石がゴロゴロしているサイトでも安心の太くて大きいタイヤになります。石などでつまずいたり、芝に絡まったりというのが少ないのでどんなサイトでもストレスなく荷物を運べるでしょう。
キャンプ場によっては駐車場からテントサイトまで整備された道でないこともありますが、荷物運びがぐっと楽になるので一度使ってみることをおすすめします。
タイヤはプラスチック製で使用するたび多少の傷はついていきますが、10回ほど使用した体感、材質に不安は感じていません。あまり気にしなくていいでしょう。
Negative
1収納サイズがでかい、重い
大容量を売りにするだけあって他社製品と比べてもサイズが大きいです。メーカーによると収納時サイズで幅43x奥行き24x高さ76cm、重量で約9.5キロとなっています。
フリーサイトなど駐車場から離れていたり荷物を運ぶ際たいへん便利ですが、このキャリーを積む余裕のある車をお持ちの方ならいいのですが。それぞれのキャンプスタイルがあると思いますが、キャンパーの悩みの種のひとつ荷物の問題と各自相談していただいて。
ただ余裕があるのであればぜひ持っていきたいですね。
2オプションでも天板は無し
キャリーワゴンのうえにDIYした天板を載せてテーブルとしても使用することがはやりました。天板の下に荷物を隠せるし便利でおしゃれですよね。それもあってか最近では多くのメーカーから付属やオプション別売りなどで天板が売られています。純正なので色や素材、サイズなども合う他、テーブル単体としても使用できたり、機能性のある商品が多数あります。
ただこのOgawaのアウトドアキャリーには残念ながら別売りでも天板は売られていないようです。もしテーブル化に興味があればDIYする必要がありそうです。
サイズの大きなキャリーワゴンなだけに運ぶだけでなくテーブルにもなるなら別のテーブルを一つ減らしたりと荷物選びに選択肢が増えますよね。Ogawaさんどうかよろしくおねがいします。
3ハンドル付け根の耐久力に不安あり
本体フレームは軽くて丈夫なスチール製で、作りもしっかりしているため、メーカー設定の耐荷重を守っている限り壊れることはないでしょう。底が抜けたり本体フレームが重さに耐えきれず曲がるような心配はないでしょう。
ただハンドルと本体フレームをつなぐ可動部あたりに少しだけ不安があります。柔軟に方向転換できるようハンドル付け根の可動域はかなり広く作られています。その留め具が少し弱いように感じました。
大容量が売りで悪路もすすむことを考えるとかなり大きい力が加わる部分ですが、実際に引いてみると、ちょっとラフに強めに引くとポキっと折れたりしそうで怖い印象です。
さすがに耐久値の限界に挑戦するのは怖いですが、今後の使用で万が一がありましたら報告させたいただきます笑
さいごに
いかがだったでしょうか。最大の特徴は深底大容量ですね。
反対に収納時サイズはキャンプ道具の中でも大きい方です。荷物の量や乗っている車の積載できる量などそれぞれのキャンプスタイルに相談する必要はありますが、一度使うとその便利さに気づきマストアイテムとなるでしょう。
購入される際はぜひ、サイズ感などを直営店にて実物を見て判断することをお勧めします。
収納部が深いので、長い物を運ぶ時も心強い!
太いホイールで、デコボコ道でも安心。
収納時に自立するので、使わない時はコンパクトになります。
収納カバー付き。
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