【キャンプの献立1】ソロキャンの夜は鉄板焼きと酒!朝ごはんはやっぱりトーストが好き

今回はソロキャンです。ソロキャンのいい点は何を食べるかどのタイミングで食べるか、完全に自分で決められる自由さにあると思います。というわけで、テーマは『鉄板焼き』です。ソロキャンの自由さを最大限に楽しめるのはやっぱり鉄板焼きではないかと考えます。

ソロキャンは鉄板焼き!好きなものを好きなタイミングで焼いていきます

今回はソロキャンプです。

自分の好きなものだけをメニューに詰め込める一方で、かさばる調理道具は持っていけないので、ソロキャンプは道具の面で制限がありますね。ということで、道具に縛りを設けてテーマを考えました。持っていく調理器具は「鉄板」と「クッカー」のみ。メインを鉄板焼きに、汁物などはクッカーで献立を組んでみました。

今回の献立はこちら

【1日目】
前菜1-キムチ、ナムル
前菜2-野菜焼き、ポークウィンナー
メイン1-黒毛和牛のハラミステーキ
メイン2-牡蠣とバターとしょうゆ
締め-石焼きならぬ、鉄板焼きビビンバ
Drink-赤兎馬のお湯割り

【2日目】
朝食1-ベーコンエッグトースト
朝食2-あまりもの消費、温まるチゲ

料理1-酒の準備と、前菜はキムチとナムル

お酒の準備ができれば、宴の始まり。前菜は出来合いのキムチとナムルです。タッパーで持ってきて、お皿に盛り付けるだけ。締めにも使うので少し取っておきます。

15:00 すでに気温は5℃、
このあともっと冷えるようでお湯割りを考えてイモ焼酎を持ってきました。

【前菜の重要性】
設営が終わり次第さっと食べられるものはかなり重要です。キャンプ場での料理は時間がかかるもの。メインとなる料理までのつなぎとなる前菜は何かしら考えていくといいでしょう。

料理2-さあ鉄板を温めて、野菜焼きとウインナー

さあ鉄板を温めます。今回用意したのはこちらです。
〇とうもろこし
〇ピーマン
〇玉ねぎ
〇ポークウィンナー


【ポイント:事前準備しておくこと】
野菜は事前に切って持っていきましょう。野菜を洗う手間や、包丁を使う回数を減らせるうえに、包装やへたなどのごみも減らせます。結果ストレスなく当日のキャンプ飯を楽しむことができるようになります。野菜焼きの分、チゲに使う分と分けてタッパーやジップロックに入れて持っていきましょう。

メインに向けて、米も炊き始めます

料理3-メインは黒毛和牛のハラミステーキ

今回のメインは黒毛和牛のハラミステーキになります。肉に下味をつける方法は上から振りかけるだけ。ボウルで混ぜて調味料をからませるのは手間を増やすのと食中毒リスクがあるためやめました。和牛のハラミなので元のポテンシャルが高い分シンプルな味付けだけで、とってもおいしかったです。


【ポイント:キャンプ×肉の衛生上気を付けること】
まずは生肉の持ち運び、しっかり保冷のできるクーラーボックスで運びましょう。調理に移る際は生肉の触れる皿、トングなどはしっかりと消毒してから。そして食べる際は生肉を触ってない箸で皿にとります。これだけを意識するだけで食中毒のリスクはだいぶ減らすことができます。

それから、アルコールスプレーは大きめのものを必ずもっていきましょう。必須です。ちなみに僕は業務スーパーで売っている1Lの「除菌アルコール78」を持っていきます。

炊きあがったごはんとともに。キャンプ場で炊いたご飯ってなんでこんなにおいしいんでしょう。お米も締めに使いたいので少し取っておきます。

料理4-牡蠣とバターと醤油

本日のメイン2品目は牡蠣になります。
【用意するもの】
〇生食用のパック牡蠣
〇一個ずつ包装されているバター(現地で切り分けるのはNO)
〇しょうゆ


【注意したこと】
牡蠣に関しては、絶対にパック包装のまま持っていきます。パックの中の水など捨て方に困りますが、貝類は食中毒を起こした際本当につらいので、現地で開封してそのまま使い切ります。

野外での調理の際は食中毒に気を付けましょう。

料理5-石焼きビビンバならぬ、「鉄板焼きビビンバ」で締め

石焼きビビンバを鉄板でできないかと挑戦してみました。鉄板焼きをテーマに決めてから、この鉄板焼きビビンバを思い付き、それに合わせて前菜をキムチとナムルにした感じです。

【用意した材料】
〇少し残したご飯
〇よけておいたキムチ、ナムル
〇ビビンバ用の子肉
〇たまご

これは正直失敗でした。というのも、見て分かるように鉄板のサイズと米の量があってないですよね。混ぜておこげを作るように焼くにしても量が多すぎて、最終的には一度お皿に戻してから、3回に分けて鉄板に乗せて食べました。当日思ったより寒くて、ご飯が予定より残っちゃったんですよね。次回はそれも頭に入れつつ献立を作っていけたらと思います。

料理6-そしてお湯割りの夜


20:00 気温は-2℃
翌朝、早い時間は-7℃まで下がる予定です。荷物が凍らないようにテントの中にしまい、寝る支度をしていきます。あとは寝るだけ、お湯割りで体を温めて夜を楽しみます。

料理7-朝ごはんはやっぱりベーコンエッグトースト!

【つくりかた】
〇トーストを鉄板で焼きます
〇卵とオリーブオイルでスクランブルエッグを作る
〇ベーコンを焼く
非常に簡単なうえ、キャンプ場で食べるトーストの美味しさにびっくりするかと思います。

作り方は非常にシンプルです。朝は撤収もありますのでさっとつくれるものが望ましいです。

余談、あまりものすべてぶち込んだチゲ。

クーラーボックスを見ると、少しだけ野菜や子肉が余っていました。こういうちょっとした食材のあまりはもったいないのでスープなどにしてしまうことが多いです。そのスープ用にも簡単な調味料を用意してくるのですが、今回は焼肉やキムチなど韓国料理ばかりなので、チゲにしました。

今回の献立の組み方とテーマ

今回はソロキャンプです。何を食べるか、どう時間を使うか完全に自分で決められる自由さがありますが、一人分の食事なので簡単なものになりがちです。ダッチオーブンなどかさばる調理道具はソロでは持っていきづらいですよね。片付けもめんどくさいですし。あとは調理に時間がかかるものもグループなら楽しめますが、一人だとちょっと。

そんなわけで今回メニューを考える際に気にしたのは、
〇調理道具はできるだけシンプルに
〇待ちになる調理時間は短く
この2点ですね。

下準備が必要だった食材

当日現地で出るゴミはなるべく少なくなるように考えていきます。野菜の入っていた包装ゴミやへたやたねは取っておき、包丁を使う回数を減らすためカットして持っていきます。

  • 野菜焼きの野菜はあらかじめ買っていきます
  • キムチやナムルなどはタッパーに詰めて、包装ゴミが現地で出ないように。

※今回の献立について

キャンプ飯は野外での調理なので、食中毒のリスクと真剣に向き合っていかなくてはいけません。今後食中毒予防に関する記事も書こうと思います。その際はぜひご覧ください

さいごに

キャンプ飯の組み方の参考になれば幸いです。

今回の鉄板焼きの鉄板はこちらを使用しています。ソロか2人での鉄板焼きでしたらこのM.O.Lさんの鉄板、非常におすすめです。鉄板を選ぶ際のポイントですが、まずは油落ちを防ぐためのフチは必須です。こげつきはその都度ヘラでこすって落としてから次を焼きますが、ヘラが2本ついているので片方で押さえながらこすれます。結構重要なポイントです。

【M.O.L】 極厚アウトドア鉄板 (4.5mm厚/取手&ヘラ付き/フチ有り)
4.4

ちょうどいい鉄板を探していましたが、僕にはベスト商品でした。サイズは15cm x 25cm とソロでも二人でもちょうどよく、もちろんフチ有(重要ポイント)。ハンドルとハンドル用の穴があるので、鉄板をへらでこするときは動かないよう抑えながらできます。おすすめです。


あとは508Aで鉄板焼きを楽しんでいますが、その注意点、気になる点についても書いています。ご参考にどうぞ〜。

まずはこの記事

Colemanのシングルバーナーを使っている皆さん。タンクが熱くなって不安になったことってありませんか?カセットガスが爆発する事例もありますし、もしガソリンの入ったタンクが爆発したらどうしようって結論から言うと「安心してください爆発した事[…]

あとはプロフィールにも少し書いてあるのでどうぞてきな以上!